「ビル経営とまちづくり」

2009年度(H21年度)

牧野 忠廣 様

ご多忙のところ、誠にありがとうございました。
大阪ビルディング協会(元大阪ガス勤務)の実体験を「立て板に水」
にぴったりの熱弁でしたね。

大阪の近代建築をパワーポイント写真は、学生や一般聴講生ともに熱心に
聞き入っていました。「大阪“再生”への熱い思い」を感じとったのでしょう。 
ただ、プロジェクターが暗く、色調もよくなくてすみませんでした。
次回から経済学部事務室が、新しいプロジェクターを用意してくれます。
第12講は、牧野 忠廣氏(経S44、大阪ビルディング協会、元・大阪ガス)
の「ビル経営とまちずくり–大阪“再生”へ向けて–」でした。

  
■講義概要
1.ビル経営とは—バブル崩壊後から今日まで—
 1)大阪ビルディング協会とは
 2)高度成長期以降の社会環境の変化とビル事業

2.大大阪時代に見るビルとまちのかかわり—まちづくりの原点
 1)大大阪時代の革命的構造改革
 2)大大阪時代のビル

3.大阪再生へ、ビルが果たすべき役割 
 1)今、なぜ再生か 大阪が抱える課題
 2)これからのまちづくりへの提言—面的的大規模開発と既成市街地の活性化

佐々木先生は、3月付けで退官され、4月から関西大学経済学部教授へ転校されます。
大阪市大には、非常勤講師で引き続き講義をされるそうです。
当会としては、経友会講座の創設者である先生に、ささやかながらお礼をする予定です。

講義前に研究課長室で

牧野忠廣講師と佐々木教授

講義前景:田中記念館

(文、竹内淳一郎)(写真、出原康雄)