「IT産業の変遷と現状」
藤井清治講師
ありがとうございました。
インターネットの講義を聴きながら、経友会講座のホームページを立ち上げ、受講生と講師・大学の先生・会員との相互交流の場ができるといいなと思いました。
事務局などのあまり負担にならず、いい方法を藤井さんのお知恵を拝借したく思っています。
その節には、よろしくお願いします。
受講生が多いため、第3回(10/26)より法学棟から田中記念館大ホール(定員454人)へ変更するこになりました。
写真のように、受講生(約350人)が全員席に座れました。
「IT産業の変遷と現状」はパワーポントを使いながらも、パワーポントには書けない本音の話もされました。
(1)コンピュータ前史
(2)日本IBMの歴史
(3)インターネトの歴史
(4)IT産業の現状
なかでも、インターネットの歴史は、とくに興味深い講義でした。
・契機:1961年、米ユタ州で三つの電話中継基地が爆破され、国防回線も一時的に完全停止が契機。
・元祖:1969年9月、UCLAにルーター(IMP)の1号機を設置。そしてスタンフォード大、UCSB、12月ユタ大学が回線に接続され24時間回線を継げっぱなしのコンピュータ・ネットワークが誕生。ARPA(国防総省高等研究計画局)のラリー・ロバーツが指揮する
このプロジェクトはARPANETと名づけられ、インターネットの元祖となった。
・WWW:1992年、スイスのティム・バーナース・リー氏は、インターネットに繋がるすべてのサーバーのディスクにある文書が相互に閲覧、転送のリンクが可能になるようURL(共通の文書名の表記)、HTML(共通の書式)、HTTP(転送するためのプロトコル)を考案、自作プログラム「WWW}を開発。
この構想(仕組み)自体をWWW(World Wide Web)と名づけた。また、自分のコンピューターに作り上げる文書をホームページと呼び、その仕様書とメッセージをインターネットへ流し全世界へその情報を公開した。