「北欧の世界を読む」
■1/22(木)は、高田雄司 氏(社院平9卒・福山大学教授、経友会会長、元松下電器㈱)
「欧州の世界を読む–日本との対比に於いて北欧の世界と社会保障制度は?–」
の講義をしていただきました。
講師の語りかける口調、パワーポイントを手際よく使っての講義に、学生と一般聴講の方も聞き
入っていました。
これで、4年目の経友会講座が無事終了しました。
講師はじめ関係者の皆様、ありがとうございました。
10月からは、5年目になる経友会講座が始まります。
今後とも協力いただきますようお願いいたします。
■講義内容
1. 北欧の歴史
2. 政治 普遍主義型(社会民主主義型・北欧型)
3. 概要:アイスランド、ノルウエー、デンマーク、スエーデン、フィンランド(省略)
4. 社会福祉状況と特徴
高福祉・高負担 社会サービスの考え方(高齢者ケと保育) 女性進出
公務員の割合が高い アイスランド(23%)~スエーデン(38%)Vs 7%(日本)
5. 経済
・経済格差の少ない経済社会を目指している
・国民の政府に対する信頼度が高い(We will rely upon the roverment)
・ノーベル賞が発端で技術水準が高い(研究開発費(約15%)
・スカンディナビア・デザインで有名 ITALA コペンハーゲン(陶器)など
1)経済成長率
2)多国籍企業とそのビヘイビア(Behavior )
A.多角化でなく集中型企業が主
フィンランド
Nokia ケータイの世界シェアNo1 約33%)
テリアソネラ
スエーデン
Ericsson(電話局)、Electrolux(白物家電)
デンマーク
医療関連会社約560社が連立するメディコンバレー、
エヌイージー・ミーコン(風力発電機)
ウイリアム・デマントHD(補聴器)
B 世界的知名度の高い企業の活躍
Volvo、SABB 自動車
IKEA 北欧家具
ARONSEN Boras マスマーチャンダイザー
ABB 電力会社
(文・写真、竹内淳一郎)