「国際資源循環/中国の循環経済」
平田 郁之 講師
ご多忙のところ、誠にありがとうございました。
初講の坂根コマツ会長が「寝る人は出て下さい」のご発言の影響と、平田講師の実体験とわかりやすいパワーポントでの講義に、熱心に聞き入っていました。
前回は就職説明会と重なったのが今回はなく、受講生が増えました。
「国際経済論特殊講義2」の2講です。
■元・三菱電機社長室在職中、日本の(主に家電・OA機器)リサイクル法制定(1998~99年)に関与。
退職後、2002年から6年間(20回、約190日訪中)、中国の再生資源問題の解決や家電リサイクル構築の支援、中国での日本企業のリサイクル事業展開の支援など日中の橋渡しを行ってこられた。
中国の沿海部、内陸部を訪れ、中央・地方政府、業者、工業団地、市民生活など直接見聞した話を基に中国の知られざる姿と日中協力の問題点を紹介された。
1)リサイクル事業は、日本(政府)の中国への関心や企業進出は欧米に比べ数年遅れている。
2)再生資源の狭い分野であるが、意外に中国社会の現場は意外に日本に知られていない。
3)日本の30~40年まえと酷似。
4)社会を動かすのは40歳代の若い人(女性も、若者も、実力社会が
5)人治の国 信頼こそ力なり
6)“先ずは試して、そして斬新的に”が中国流
7)中国では、どこを見るか、誰と話したかで違った結論、正反対の結論がでる。など・・・(レジュメより)
■ 学生へのメッセージ
1)自己主張を!!
2)先人たちのキーワード
・凡河内窮恒「春の夜の闇はあやなし梅の花、色こそみえね香りやはかくるる」
・パスツール「偶然は準備のない人を助けない」
・本多光太郎「今が大切」
■ 出席カード提出者(1講)
経済学部 374名(289名)
商学部 24名 ( 27名)
法学部 16名 ( 14名)
文学部 24名 ( 21名)
合計 438名 (351名) +78名
(文・写真 竹内淳一郎)