2012年度(H24年度)

経友会講座とは

平成24年度 大阪市立大学公開授業
経済学部 企画講座(経友会講座)産業経済論特殊講義3
担当 経済学部 福原 宏幸 教授

実施期間 平成24年10月4日(木)~平成25年1月17日(木)
講義時間 午後4時20分~午後5時50分
会 場 田中記念館大会議場(履修状況によっては教室変更あり)

【講義内容】

経友会講座第13回(1/17) 関西外国語大学 教授 前田隆司氏

本年度最終回の第13回講義は、元毎日新聞記者で現在関西外国語大学で教鞭をとっておられる前田隆司氏(S49法)に「報道の矛盾とジレンマ」と題して講義していただきました。

講義前に研究科長室で

経友会講座第12回(1/10)伏田昌義氏

第12回目は、ジェーアイシー旅行センター㈱社長の伏田昌義氏(S53経)に「旅行業とはどういうビジネスか?~ロシア専門旅行業社としての経験から~」と題して講義していただきました。

講義前に研究科長室で 
講義会場全景
伏田講師
伏田講師

経友会講座第11回(12/20)元住友化学 竹内敝夫氏

第11回目は、元住友化学の竹内敝夫氏(H9経院後期)に「化学産業と技術革新」について講義していただきました。

学生の皆様のコミュニケーションカードの対する竹内講師のコメントですクリックしてご覧下さい
auto_whKwQX.pdf竹内講師のコミュニケーションカードへのコメント

講義前に研究科長室で

講義中の竹内講師

講義中の竹内講師

経友会講座第10回(12/13)キヤノン 玉利真人氏

第10回目は、キヤノンの玉利真人氏に「知財とは~キヤノンの機材戦略~」について講義していただきました。

講義前に研究科長室で

玉利講師・講義後田中会館前で

講義後の懇親会で

経友会講座第9回(12/6)大阪経済法科大学 高田雄司氏

第9回目目は、大阪経済法科大学客員教授の高田雄司氏(H9経院卒)に「ユーロ危機とヨーロッパ経済」について講義していただきました。

高田講師

高田講師

講義後質問も出ました

会場全景

経友会講座第8回(11/29) クラボーの釜谷昌宏氏(S39経)

第8回目の講義は、「クラボー人生半世紀」と題して㈱クラボーインターナショナル最高顧問の
釜谷昌宏氏に講義していただきました。

講義前に研究科長室で

釜谷講師

釜谷講師

教室全景

天王寺駅で

経友会講座第7回(11/22) 和泉市長の辻宏康氏(H16法院)

第7回目の講義は、和泉市長の辻宏康氏に「和泉市の産業とまちづくり」について講義していただきました。

和泉市辻市長

和泉市辻市長

教室全景

講義前に研究科長室で

講義後の記念撮影

経友会講座 第6回は 間場壽之氏(S62法卒)

第6回目の講義は、関西電力東海支社次長の間場壽之氏に「電気事業を取り巻く情勢の変化」について講義していただきました。
間場講師

間場講師

講義前に研究科長室で

経友会講座 第5回(11/8)講師は 川本清氏(S49工院卒)

第5回目の講義は、阪神高速道路㈱常務理事の川本清氏に講義していただきました。川本氏は大阪市港湾局に長年勤務され局長として大阪市の港湾行政をリードされた経験もお持ちです。高速道路と港湾の両面から我が国の交通インフラについて講義していただきました。
講義内容
1.日本の港
(1)港の役割
(2)戦後の港湾戦略の変遷
(3)課題
2.日本の道路
(1)高速道路とは
(2)高速道路料金

画像の説明

川本講師

日本の港湾の国際競争力について

経友会講座 第4回講師は 坂本昌彦氏(S37商卒)

第4回目の講義(10月25日16:20~田中記念館)は、蝶理㈱の常勤監査役をされていた坂本氏に講義していただきました。蝶理㈱で長年与信管理に携わってこられた坂本氏は、200件以上の倒産事例を分析され、倒産に至る危険な企業とそうでない企業を見分ける実践的な理論を構築されました。その与信管理理論を分かりやすく講義していただきました。
講義テーマ「企業体質と信用」

脇村研究科長、福原教授と懇談
s_sakamoto3121025 (1)坂本昌彦講師
教室風景
講義の懇親会

経友会講座 第3回講師は 森定学氏(S44経卒)

第3回目の講義(10月18日)は、第一勧業銀行や東京センチュリーリースで活躍された森定学氏に講義していただきました。
銀行の本店や支店の業務、外国為替の仕組み、融資、貸し渋りなどを講義していただいたほか、現役学生の就職活動の参考にと、ご自身が在籍されたみずほ銀行、東京センチュリーリース、トウペの3社についても詳しくご説明いただきました。就職活動をする学生には大変参考になったと思います。

講義テーマ
「職業としての銀行員」

講義内容
1.はじめに 「信用」について 幸田露伴「雪たたき」 海音寺潮五郎「剣と笛」
2.企業紹介 みずほ銀行 東京センチュリーリース トウペ(東亜ペイント)
3.金融論と銀行論 銀行の基本的機能
4.銀行の機能 営業部門 事務部門 職能部門 支店
5.外国為替 輸出入代金決済の仕組み
6.融資 融資の流れ 融資判断 融資権限
7.貸し渋りについて 貸し渋りの概念とマスコミによる批判 貸し渋りの実例
8.バブルについて バブルの周辺事情
9.銀行の問題点 
  支店の有り様を変えたこと 商業銀行の部分を忘れかけていること 収益へのこだわり
10.最後に 退職後の人生をどう生きるか 
  「近江 春夏秋冬―心の紀行」森定学著 文芸社

講義前 脇村研究科長 福原教授と懇談

森定学講師

講義後の懇親会

森定氏は下記の著書を出版されています。
 
森定氏の著書「近江 春夏秋冬―心の紀行」文芸社

経友会講座 第2回講師は 西陣織の高橋孝三氏(S32経卒)

第2回目(10月11日)は、高橋孝三氏に講義していただきました。実家が西陣の機屋さんだった高橋さんは、大学卒業後、西陣織工業組合に勤められました。長年にわたり同組合の専務理事として活躍された“西陣織のプロ中のプロ”です。

講義テーマ
「ものづくりの大切さ~京都の伝統産業から~」

講義内容
1.結び技 禄高10万石の京都がなぜ35万人もの人口を支えてこられたか?
2.伝統産業について 京都は17品目が指定されている
3.西陣織とは 絹の先染紋織物 多品種少量生産 社会的分業 高付加価値産業
4.西陣のもの作りの仕組 企画・製紋 原料準備 機準備 製織 仕上げ
5.西陣と西陣の織屋 プロデューサーであり制作監督 社会的分業制度 問屋制家内工業
6.西陣織の種類と用途 帯地 着物 金襴 服飾 室内装飾他
7.西陣産地の現況 出荷金額255億円(1975年比12%) 設備台数4,480台(1975年比15%)
8.西陣の歴史考察
  秦氏 桓武天皇織部司設置 応仁の乱 西陣出身の桂昌院 天保時代の西陣不況 
  リヨンからジャガード導入(3人の技術者の派遣) S60年出荷高3,000億円 
9.伝統産業から見たものづくりの大切さ 総括と問題点
10.ものづくりの原点 伝統とは単なる伝承ではない 創造性 希少性 今日性

高橋講師

高橋講師

講義を聞き入る学生たち

高橋講師は句集も出版しておられます

初空やこころ決めたる男帯
大原女の動きはじめの雪間かな

高橋さんの句集「坪庭」

高橋さんは西陣の機屋に生まれました

経友会講座開講 第1回は仲元俊二氏(小説家 元川崎重工)

経友会が提供している経友会講座「産業経済論特講」(2単位、90分)が10月4日(木)始まりました。今年で8年目になります。今年も盛況で、レジュメ約350部(学生約300部、一般社会人約40部)を配布しました。
第1回目の講師は、仲元俊二氏(元、川崎重工、現作家)にお願いしました。受講生は、ドーバー海峡プロジェクトマネージャーから、一転70歳で小説家になった話を、静かに熱心に聞き入っていました。

講義テーマ
「生き方探究 キャリアパスをどう選ぶ?
 ~ドーバー海峡トンネルのプロジェクトマネージャーから一転70歳で小説家になった~」

講義内容
1.ドーバー海峡プロジェクト
2.SWOT分析とは
3.自己紹介と私のキャリアパス
4.Samuel Ulman “Youth”
5.人生の3段階図
6.能力には2種類ある
7.キャリアを決める3要素
8.企業カルチャーの健全度を診断する
9.英語は必須である

仲元俊二講師
ドーバー海峡の図面と仲元俊二講師
聴講生

仲元俊二氏(S40年経済卒、ペンネーム仲俊二郎)の著書(一部)

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